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  講師挨拶

こんにちは!


 陳と申します。

 初めて日本にやってきたとき、私は日本語がほとんど話せず、生活を楽しむことが出来ませんでした。ですが時が経つにつれて日本語も上達し、日本の良さも実感できるようになってきました。この経験から、私は言語の偉大さを改めて知りました。

  中国と日本は 2000 年前から永い友好の歴史を築いてきました。それは現代の私たちにも受け継がれていると思います。この永い友情は世世代代に伝わっていき、そして将来中国人 も日本人も国境を意識することなく、自由に往来し、活発な友好交流ができればとても嬉しく思います。そのことが世界平和にも繋がると信じています。

 このようなことを実現するためには、ことばの壁を乗り越えなければなりません。お互いにことばが分からなければ、相互の文化を理解することはもちろん、単純な交流さえできません。1人でも多くの日本人の方々が中国語或いは中国を理解して頂ければと思います。
 
 教室の中で、生徒さんたちが退屈していないか、楽しんでいないか。私はいつも生徒さん皆の笑顔と笑い声で判断しております。
  
 中国語に少しでもご興味を持たれている大人の方も子どもさんも、是非一度教室を遊びに来て下さいね!

(生活園地文集)

2012年8月6日

 

『癒しの水路』

 

  数年前の春、我が家は新しい街へやってきた。家は駅に近いし、周辺に店も多く、日常生活にはとても便利だ。しかし、少し町の中へ出てみると、道路が狭く、道路の両側にあまり歩道がないことに気がついた。暫くの間私は町へ出るのがいやになった。しかし、引っ越してきた以上、早くこの町に慣れなければいけない。そこである日私は自転車に乗って町を探索することにした。

 

    まず家から南の方向に自転車を走らせた。家近くの公園の手前に来た時、私は思いかけないものを見た。緑豊かな散歩道が目の前に現れたのだ。私は自転車を降りて道に入っていった。約3メートル幅の道の両側には緑が奇麗に並べてあり、色とりどりの花が咲きほこっている。少し前に進むと滝のような音が聞こえ、まるで花びらのような噴水が現れた。水、花、鳥、緑が溢れるこの散歩道は周囲の環境と比べるとまるで「世外桃園」のようだ。この約400メートル散歩道は『鴻池四季彩々とおり』という名前の水路だ。逆方向の東へも約800メートル悠々と伸びっている、それは『せせらぎ水路』という名である。この水路は、処理場の高度処理水を利用していて、途中には水を貯留し渇水時や火災時に利用できる雑用水槽も設置している。

 

    このように下水道の有効利用による市民の憩いの場の再生や、町並み景観の向上、防災利用など多目的に行ったことが評価され、下水道有効利用部門の国土交通大臣賞『いきいき下水道賞』を受賞した。さすがに日本は資源の有効利用の最前線の国だと改めて思いました。

 

    水路が完成されたのは平成16年9月1日。ちょうど私がこの町にやってきた年であった。なんだか私を迎えるために出来たもののような気がする。私はこの水路を「癒しの水路」と心の中で呼んでいる。

 

    あれから八年、私はよく水路を散歩し、良い思い出も沢山できた。水路との出会いによりこの町は私のもう一つの故郷になった。本当にことわざの如く「住めば都」だね。

清々の小渓流、有り難う!!

(以下中国語訳)

鴻池四季彩彩とおり

2012年8月6日

 

皆さん、こんにちは。

 この炎暑の夏、如何お過ごしでしょうか。

 きっとエアコンの効いた涼爽な部屋で、冷えたスイカを食べたり、冷蔵庫から出したビールをグーと飲んで、それから、“あー、冷たいビール、美味しい!”と言ったりしているのではないかと想像しています。そうでしょうか。そうであれば、悠々な幸せ生活ですね。

 

 しかし、もし炎暑な夏にエアコンがなく、或いは、停電したらどうすれば良いでしょうか。ここで「一年中に半分の時間が夏である」という台湾の人々の生活方式を描写した文章を紹介します。是非下記をクリックして読んでみて下さい。涼しい気持ちと楽しい一時を感じて頂ければ嬉しいです。

(以下中国語訳)

2012 年8月12日 

 

 皆さん、こんにちは!

 今週からお盆休みに入りますが、如何お過ごすとお考えでしょうか。ご実家に帰って親孝行、先祖様のお墓参りをするのでしょうか、それともお友達と一緒に過ごすでしょうか。

 いずれにしても、皆さんはきっと自分にもっとも適切な形でお盆休みを過ごすのではと思います。忙しい毎日のなかで緊張してきた自分の筋骨を癒し、また自分自身に充電もしながら、今年の後半のお仕事に十分な準備をしておく・・・そうではないでしょうか。

 

 ついでに、中国の人々のお休みの過ごし方を紹介しておきます。皆さんご存知のように、中国に経済の発展につれて、多くの中国人が豊かになりました。その中の人たちは、国内外への旅行や外国での買い物などが好きです。日本への旅行も大好きで、特に広い北海道が好きだそうです。北海道は中国人の目にどう映っているのでしょうか。下記の文章を読んで頂ければ、きっとなぜ中国人が北海道が好きっておわかりになると思います。

 

 では、夏の炎暑の日々に、皆さんに北海道の涼しい風、それに詩のような田園風景を・・・

(以下中国語訳)

2013年7月27日

皆さん、こんにちは。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。夏の中華料理をいくつか紹介します。お試し下さい。

夏中華メリューの紹介:

1、黄瓜サラダ

①   黄瓜2本を使い、薄い塩水の中に5分位浸け、黄瓜を取り出して、着いている水を拭く。

②   黄瓜一本ずつタオルで包み、麺棒で叩き、一口大きさまで砕けたら、お皿に移す。

③   ドレッシングを作る(大蒜一房、生姜少々と葱一緒にみじん切り、そしてお碗に移してから、熱くなった油を1匙かけて、それから醤油2匙、お酢1.5匙、塩胡椒少々、焼き塩レモン少々、ラー油少々入れ混ぜる)。

④   出来たドレッシングを②にかけて、ラップして冷蔵庫に20分位冷やして出来上がる。

2、トマトサラダ

 

①   トマトを洗った後、塩水に5分位付け、取り出して水を拭く。

②   トマトを薄い輪切りしてお皿にのせる。

③   砂糖或いは蜂蜜をトマトにふりかけしてラップして冷蔵庫に20分位冷やして出来上がる。

3、スペアリブ冬瓜湯

 

①   スペアリブをお湯で5分煮た後、水で洗う。

②   深い鍋に水を入れ、生姜、大蒜を加え、沸騰させた後、洗ったスペアリブを入れる。再度沸騰させた後、弱火で30分くらい煮込む。

③   皮と種部分を除いた冬瓜を一口大きさに切り、鍋に入れて沸騰させる。

④   塩適量と枸杞少々入れて弱火で20分煮る。

⑤   塩胡椒と葱を少々入れて出来上がる。

2013年8月18日

「七夕祭り」から思ったこと

  

 七夕祭りの話は、中国の方も日本の方も、誰もがよく知っている、美しい愛の物語を伝える伝説です。今年の「七夕」に際して、この愛の物語をもう一度思い出してみたいと思います。

 

     伝説の中、美しい仙女———織姫が人間界に下りられてきて、勤勉で優しい牛飼いの青年———牛朗(彦星)に出会いました。二人は愛し合う夫婦になり、二人の子供にも恵まれて幸せに暮らしていました。ところが、天上の西王母(織姫の母)は織姫が人間界に長く住むことを許せませんでした。そこで、天兵を人間界に派遣し、織姫を探し出して連れ戻しました。その時、彦星は直ちに二人の子供を竹籠に載せて担って、織姫が去っていく方向に向かって追いかけしました。やがてもう少しで織姫に追いつく時に、西王母は自分のかんざしを使って織姫と彦星の間に天川を引きました。それから、織姫と彦星はこの滔々としている天川の水によって引き離されて会うことができませんでした。

 

   可哀相な彦星は二人の子供を連れて、いつまでも天川の向こう側に立って、姫、姫・・・と泣きながら呼んでいました。悲しい泣き声はカササギを感動させました。そこで、カササギたちは彦星たちのために、天川の上に一本のカササギの橋を架けました。西王母はこれを見て、仕方がなく織姫と彦星が毎年の七月七日の夜に天川で一回顔を合わせることを許すほかありません。そのため、この日は世の中のカササギはとても少なくて、皆天上へカササギの橋を架けに行ったと言われています。したがって、中国の諺には“喜鵲叫、喜事到”つまり、“カササギが鳴くと喜ぶことがある”があります。カササギは本当にめでたい鳥です。

    

    それ以来、旧暦の七月七日、つまり七夕の夜になると、夜が更けて人が寝静まる時、少女たちは葡萄棚或いはその他の野菜や果物の棚の下にしゃがんで、彦星と織姫の愛の囁きを盗み聞きます。もし本当に彦星と織姫の愛の囁きが聞けたら永遠の愛に恵まれることができるそうです。また、女性たちはこの日の夜、織姫に自分が利口で器用になるようお祈りします。そのため、七夕祭りは中国で“女児祭り”、中国の“バレンタインデー”とも言われます。

この美しい伝説は二千年以上前に中国から日本に伝わってきたが、今日の日本では中国よりも七夕祭りを重視して様々な行事を行い、いつも盛んに盛り上げています。本当に深く考えさせていただきました。

       日本では老若男女に関わらず、皆七夕の前日に自分の願い事を書いて竹梢の上に掛け、素敵な婚姻や、安定な職業、健康な身体などが得られるようお祈りします。

   このような伝説の物語は、私たちの世の中にどんなに美しい感情と暖かさを伝えてきたでしょう。私は日本国民が中国から伝わってきたこの神話伝説をこんなに愛していることに対して本当に感謝してなりません。私に再び故郷のことを思い出させて頂きました。

地球上に生活している私たちが今日の随時随所の出会いと機会を大切にし、今日一緒に集まる縁、隣り合っている縁を大切にすることができればそれ以上素晴らしいことはありません。これはその伝説からの本当のメッセジーかもしれません。

   

    もしある日、中国の国民と日本の国民が皆カササギとなって、太平洋の上で日本と中国の間にカササギの橋を架けることができれば、なんて素晴らしいことでしょう。私たち皆、世界の平和と友情に貢献するカササギになりましょう。中国人であろう、日本人であろう、どんな民族であろう、どんな宗教であろう、天下のすべての人々が家族のようになることを心から望みます。

     淀川の河川敷公園の七夕大会の竹梢の上に、また1通の短冊が加わりました。

(以下中国語訳)

2015年8月11日

『日本の夏を楽しもう』

   

    私は日本の土地に足を踏み入れて以来、記憶の中の最も深い印象が、日本各地で四季折々に行われる、様々な民間のお祭りでした。その中でも特に夏は、祭りが最も多く、最も長く行われて、誰もが酔いしれる季節となります。

 

 猛暑が来るたびに、あなたはきっと絶好の避暑地や、また暑気を払う素敵な食事ができる場所を探したいと思う事でしょう。

 この時にあなたの頭にきっと浮かんでくるのは、おびただしい数の人の群れの中で、それぞれの神社を模して飾り立てた山車(だし)を担ぐ行列が「わっしょい、わっしょい」の掛け声の中、ゆっくりと進んでいく様子でしょう。

 行列の前進につれて、あなたはその身を任せて彼らと同じ掛け声を出し、全身から熱い汗をほとばしらせ行列に加わっているかも知れません。その時、あなたはきっと完全に暑さを忘れて、この上ない喜びと興奮の中に浸っているでしょう。

 また、あなたは、色とりどりの浴衣を着て、頭に可愛らしい花穂を差し、恋人や、家族と友人と一緒に「カランコロン」と下駄の音の中、街の路地裏、渓流沿いの川のほとりをゆったりと歩き、満天の空を舞う花火のパフォーマンスを鑑賞しているかもしれません。

 色とりどりで美しい花火とその完璧な造形芸術が、すでにあなたをもう一つ夢中になる世界へと連れて行きました、あなたは30度以上という高温を気にとめなくなり、心の中の気持ちはとっくにこの温度を超え、炎々とした夏はすでにどこかへと消え去ったのではないでしょうか。あなたの心の中ではこの暑い夏がもっともっと長く続いてほしいとひそかに望んでいるかもしれません。

 さらに、あなたは外からノリノリで疲れてしまって家に戻った時、あなたを待っているのは真っ赤な冷たいスイカ、この甘くて純粋な香りのスイカを食べ、風が吹けば「チリンチリン」と鳴る風鈴の音を聞きながら、あなたはまだこの暑い夏が嫌いだというのでしょうか。

 大自然は私達に春、夏、秋、冬の四つの異なる季節を送り届け、季節ごとに私達に違った自然の景色と季節にあった食べ物を与えてくれる、それによって私たちは一年また一年と季節の変わり目を楽しみにしており、一つ又一つと新年の訪れを迎えています。太陽、月と星が私たちにこのような暖かさと喜びを与えてくれて、なんと感謝したら良いでしょう。

 今日、たくさんの外国人が日本旅行や日本料理に熱中する時に、長年日本で暮らす私も彼らの行列に加わらずにはいられなくなりました。彼らが好きな日本のラーメン、寿司、刺身、そして日本舞踊、和服と舞妓さん、これらすべてが日本の文化を秘めており、どちらも私が大好きです。古い文化のすがすがしい香りを放ち、この土地に生活する人々の経験と知恵を詳しく現しています。

 では、私も彼女たちと同じように一度は舞妓衣装の魅力を実感してみましょうか。似合うのかなあ?

 皆さんと一緒に、この地球、この世界の平和を愛し、私達の身辺の文化を心から愛します。

(以下中国語訳)

2017年8月11日

     

こんにちは!

  

     ご無沙汰していますが、お元気ですか?夏休みはいかがお過ごしでしょうか?暑い日が続くので、水をよく飲んで、身体に気をつけてくださいね。

 8月11日は「山の日」と言われる祝日で、今週から日本のお盆が始まりました。

     毎年この時期は、みんな親戚や友人と集まって、休暇を楽しみます。要するにこの休暇はとても貴重な時間です。収穫の秋に向けてよい休息をとりましょう。

今年、本倶楽部は設立10周年を迎えます。これまでの勉強を通じて、みなさんは多くの中国語の知識を習得しました。読み書きについても素晴らしい進歩を見せました。

 しかし、十分に会話やリスニングを練習する環境が整わなかったため、本教室では新たな学習法、スタディーツアーを展開したいと思います。

 今年9月から、連休などを活用し中国現地へ行き、これまで学習した中国語を使って現地の人と交流します。カリキュラムとして、茶道、陶芸、書道、絵、仏教、生け花、切り紙などを用意します。有意義な文化交流を通じて中国語の知識をさらに発展させましょう。

 こうした交流が日中間の友好関係を深め、私たちの教室が一層活気に満ちることを期待します。

     今年は日中国交正常化から45周年と節目の年であり、私たち桜中国語クラブにとっても記念の年です。

     本日から「関西日中游学倶楽部」を始動し、游学ツアーに参加する方を募ります。

  本クラブは不定期的に様々な游学プログラムを案内します。ぜひ一緒に現地ツアーに参加しましょう。ご家族.        やお友達など興味があるという方がいましたらぜひお誘いください。

  これまでの東大阪教室でのみなさんの努力と、教室へのご支持に感謝します。

     是非游学ツアーで再会できることを楽しみにしております。

     高槻教室のみなさんは8月26日にまたお会いしましょう。

     みなさんが健康で楽しい夏休みを過ごせますように!

      (以下中国語訳)   

 2021年4月14日  

皆さん、こんにちは。

     桜のシーズンが過ぎさりましたが、皆さんは楽しく過ごされておられるのでしょうか。

春は暖かくなりますが、まだ寒い時もあります。中国ではどのようにこの季節を過ごしたら良いのかをご紹介します。

 

伝|統|二|十|四|節|气
春分
 

    「中国天文年暦」によると、北京時間は3月20日17時37分、春の4番目の節気である春分を迎える。「分者半也」は、この日、日光がほぼ赤道を直射し、南北半球を昼夜二等分し、その後直射日光の位置が徐々に北に移動し、北半球は昼が長く夜が短いため、春分は古代から「日中」や「日夜分」とも呼ばれていた。

 

春分·三候

一候は,玄鳥が到着する。

春分の後,ツバメが南方から飛んでくる。

二候は,雷が声を出し始める。

春分の後、雨が降ると雷が伴う。

三侯は,稲光が出現する。

春分の後、雷が鳴ると稲妻が出る。

 

春分·風俗:
 

立玉:「春分が来て、卵がきれいになる」。春分の日は卵を立てやすく、人々は春の訪れを祝うと言われている。
春菜を食べる:嶺南一帯では、春分に春菜を食べる風習がある。「春菜」は野菜の一種で、春分の日、採取した春菜と魚でスープを作り、「春湯」と呼ぶ。地元のことわざによると、「春湯は腸胃と肝腸を洗い、若者も年寄りも無事で健康になる」と述べる。
春牛を送る:二開紅紙や黄紙に旧暦の一年間の節気と農夫耕田の図を印刷し、それを「春牛図」という。送図者は一般的に歌が上手で、春耕に関する縁起の良い祝福を言うことができ、通称「春を言う」、春を言う人は「春官」と呼ばれる。
ピクニック、凧揚げ:春分後、人々は続々とピクニックを始め、屋外活動の中で、凧揚げは重要な遊び方である。凧は,昔は「鷂」と呼ばれ,北方では「鳶」と呼び、2000年以上の歴史がある。「鹞」も「鸢」も鷹類で猛禽であり、昔の凧は絹や紙で鷹の形をしていたことが多いため、凧は「紙鹞」「紙鸢」とも呼ばれていた。その後、凧の形は多様となり、春に揚げるのはたいていツバメ凧である。

 

春分·養生:
 

薄着を急ぐのはよくない。
春分の季節、暖かくもまだ寒い。昼夜の温度差もまだ比較的に大きく、しかも時々寒流が襲っているため、薄着を急ぐのがよくない。風邪を引かないように気を付けなければならない。「寒すぎず、暑すぎないようにする」。服を着る時は上半身が薄く、下肢や足暖かくして、少し汗をかくことができるようにしたほうがいい。冬に潜伏している寒邪を散らす。特に老人や子供は、抵抗力が悪く、風邪や風疹などの伝染病にかかりやすく、適時に衣服の加減に注意する。また日光を多く浴びて、寒邪を解消する。

 

春は寝すぎてはいけない。
春には、人々はよく「春眠」を感じる、漢方医は長く横になると元気を傷つけると言う。長く寝ると新陳代謝が遅く、気血循環が悪くなり、酸素の吸収と循環機能が低下し、毒素は適時に体外に排出できない。そのため、体質が弱くなり、肝疾患を招く。だから春は寝すぎてはいけない.。

 

マッサージで眠気を覚し元気をつける。
春の眠気が出現した場合,頭部を適切にマッサージし,眠気を覚ますことができる。まず指先をこめかみに軽く押し,時計回りに6回、反時計回りに6回マッサージする。そして両手を額に置き,指腹で眉間正中線から押し,額正中線,頭頂正中線,頭頂中央,後頭生え際陥凹(風池穴)まで6回繰り返す。
両手4本指腹で、頭部から軽く深い上向き螺旋動作で頭皮をマッサージし、徐々に上に進み、頭皮全体をマッサージする。頭皮にリラックス感が出て、緊張感を解消すれば良い。両手を両耳に覆い、指を頭の後ろに置き、左右の手の指をできるだけ寄せ、次に4本の指でピアノを弾くように後頭部を打つ。最後に、「髪をとかす」動作をする。方法は,両手十指を微屈し,額の生え際から髪を脳の後ろにとかし,髪を整えながら頭皮を擦り,この動作を少なくとも10回繰り返す。

 

運動は激しくしてはいけない。
風が穏やかで日が麗らかで、鳥がさえずり花の香りがする春には、山に登ったり、ピクニックに行ったりして、春の陽気を勃発すべき。運動は陽気の上昇に役立ち、各臓腑の機能を強健する。例えば、散歩、遠足、凧揚げ、太極拳など、筋骨を伸ばし、血脈をスムーズにし、機体の免疫力を増強し、人の精神を奮い立たせ、心をすっきりさせることができる。しかし、春の運動は必ず適度で、あまり激しく汗をかいてはいけない。汗をかきすぎると津液の大量な紛失を招き、人体の正気を損傷する。

 

食事のバランスをよくする。
春分の食事は「陰陽を調整し、足りなければ補い、余りがあれば流れる」。この季節、野菜果物を多く食べることは、冬の体内のビタミンとミネラルの消費を補充することができ、養生に大いに役立つ。旬のニラ、キャベツ、もやし、香椿、春の竹の子、レタス、油麦菜などが選ばれる。栄養を補給するだけでなく、養生保健の効果も期待できる。例えば、香椿は健胃理気、ホウレンソウは解毒して春乾燥を防ぎ、春の竹の子は陰を潤い、消化を利する。草が生え、鶯が飛び、ヨモギの葉が育つ一番いい季節である。ヨモギでスープや料理をするのは、広東料理の風味である。「本草綱目」によると、艾葉性温味苦、毒がなく、十二経に通じ、回陽、理気血、逐湿寒、止血安胎などの効果を有し、鍼灸にもよく応用されている。またこの時は黄砂蚬がよく肥えている季節でもある、広州では、蚬肉はニラと一緒に炒めるのが一般的で、カリカリと滑らかで柔らかく美味である。

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蚬肉とニラの炒めもの
魚団子とヨモギの葉のスープ

2023年7月28日

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鰻と肉汁

1.丑の日(うしのひ)とは?2023年はいつ?「土用」の意味やうなぎを食べる理由を紹介

 

 

*下記より引用

阪急百貨店オンラインストア公式 食の雑学・豆知識などお役立ち情報を発信。歳時記や季節にまつわる食文化や習慣を解説。

 

土用の丑の日といえば「うなぎを食べる日」として広く知られています。この習慣は、いつ、どのようにしてうまれたのでしょう。この記事では「土用」や「丑の日」の意味をはじめ、うなぎを食べる理由についても解説します。

 

土用の丑の日(うしのひ)とは?土用ってなんのこと?

「土用」とは、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。

 

一方「丑の日」とは、日にちを十二支で数えたとき、丑に該当する日のことです。丑の日は12日周期で訪れます。十二支は年を表す際に用いられるのは知られていますが、時刻や方角、日にちを表すためにも使われるのです。

 

<十二支とは>
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い)のこと、つまり、土用の丑の日とは"土用の期間内"の"丑の日"という意味です。

 

なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるの?

 

日本でうなぎを食するようになったのは、縄文時代までさかのぼるといわれています。日本最古の歌集『万葉集』には、大伴家持(おおとものやかもち)が「夏痩せにはうなぎがよい」と詠んだ歌が残されており、少なくとも"奈良時代にはうなぎが夏バテに効く"という認識があったようです。では、土用の丑の日とうなぎはいつどのように結びついたのでしょう。

うなぎを食べる風習がはじまったのは江戸時代

うなぎを土用の丑の日に食べる習慣は、江戸時代に定着しました。きっかけは諸説ありますが、有力なのが蘭学者の平賀源内(ひらがげんない)の発案によるというものです。

当時主流だった天然うなぎの旬は秋から冬。うなぎ屋が、平賀源内に対して「夏場はうなぎが売れなくて困る」と相談したところ、「土用の丑の日はうなぎの日」と店頭に張り紙をして宣伝するよう提案されたことがはじまりだそうです。張り紙効果は絶大で、うなぎ屋は大盛況。やがて多くのうなぎ屋がマネをしだし、夏の土用の丑の日にうなぎを売ることが定番化したといわれます。

丑の日に「うの付く食べ物」を食べると縁起がいいの?

日本では、古来より丑の日に「うの付く食べ物」を食べると縁起がよいとされ、うの付く食べ物を食べて無病息災を願うという習わしがありました。うの付くうなぎも、丑の日に食べるにはまさにうってつけだったのです。時流にものり、土用の丑の日にうなぎを食べるという風習は庶民の間に広く浸透するようになりました。

 

2023年の土用の丑の日は年に「6回」ある

土用の丑の日といえば、一般的に夏土用にある丑の日のことを指すと認識されています。しかし、実際のところ、土用の丑の日は一年を通して複数回あります。

<2023年の土用の丑の日>
1月19日、1月31日、4月25日、7月30日、10月22日、11月3日

<2024年の土用の丑の日>
1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日

 

一の丑、二の丑とは?

十二支で日にちを数える場合、12日で一順します。土用は約18日間あり、その間に丑の日が2回巡ってくることもあるのです。その際、1回目の丑の日のことを「一の丑」、2回目の丑の日を「二の丑」と呼びます。

<2023年の一の丑、二の丑>
・冬土用......「一の丑」1月19日、「二の丑」1月31日
・秋土用......「一の丑」10月22日、「二の丑」11月3日

立春・立夏・立秋・立冬の日付は毎年異なるため、土用や丑の日も年ごとに違いがあります。

うなぎ以外の土用の丑の日の食べ物は?

 

夏土用の丑の日の食べ物は、やはりうなぎが定番です。ただし、うなぎ以外にも、丑の日にちなんだ「うの付く食べ物」を食すケースもあります。たとえば、うどん、うり(きゅうりやすいかなど)、梅干し、馬肉、牛肉などが代表的です。

季節の変わり目である土用は、体調をくずしやすい時期。夏土用の丑の日に消化吸収がよいものや疲労回復・エネルギー補充効果があるものを食べるという習慣は、理にかなっているといえますね。

 

 

2.中国では、人々はどうやって厳しい暑さを乗り越えるのだろうか

 

中国の山東省南部では、大暑が来ると、人々は羊肉スープを飲んで暑さを解消します。この風習は地域の農事と気候と関連がある。羊肉は伏天で栄養成分が最も高く、ラー油、酢、ニンニクなどの調味料を加えて、1杯の温かい羊肉スープを飲むと、体内に溜まっている熱が外に散発し、同時に体内の毒素も排出することができ、健康に良い。厳しい暑さに羊肉スープを飲むのは山東地区の伝統的な風習であり、人々が高温に対応する一つの方法でもある。

 

  南方の人々は大暑の季節に鶏を食べる習慣がある。雛には成長ホルモンが含まれており,成長期やホルモンレベルが低下している中高年者に補益作用がある。鶏を作る時に適量の生姜を添加し、夏の季節における人体の内外の温度差を調節し、人の体を外部環境に適応させ、湿気を除去し、体を強くする役割を果たすことができる。この食習慣は一種の美食であるだけでなく、健康な生活様式でもあり、人の体の健康に有益である。

 

それでは、夏休み中は適当な休みを取り、沢山の水を飲み、睡眠をしっかり取り、暖かい食べ物を食べて、暑さの厳しい夏を乗り越えましょう。
 

暑安!

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​鰻丼

​鰻旗

梅干し

(中国語訳)

 

1.丑之日是什么?2023年是什么时候呢? 下面介绍“土用”的意思和吃鳗鱼的理由:

*(注:信息来自阪急百货店在线商店发布官方饮食杂学、豆知识等有用信息。讲解与岁月记和季节相关的饮食文化和习惯。)

 

土用,丑之日
  说起土用丑之日,作为“吃鳗鱼的日子”广为人知。这个习惯是什么时候,怎么产生的呢?在这篇文章中,以“土用”和“丑之日”的意思为首,解说了吃鳗鱼的理由。

土用丑之日是什么?土用是什么意思?


   “土用”是指在换季的立春、立夏、立秋、立冬之前的约18天。

另一方面,“丑之日”指的是用十二生肖计算日期时,属于丑陋的日子。丑之日以12天为周期访问。众所周知,十二生肖是用来表示年份的,也可以用来表示时间、方位、日期。

<十二支是什么>
  子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,猴子,鸡,狗,猪
也就是说,土用丑之日是指“土用期间内”的“丑之日”的意思。

 

为什么在土用丑之日吃鳗鱼?

据说,在日本吃鳗鱼可以追溯到绳文时代。在日本最古老的歌集“万叶集”中,留下了大伴家持(大伴家持)吟诵“夏瘦则鳗鱼好”的歌,至少有“奈良时代鳗鱼对夏日倦怠有效”的认识。

那么,土用丑之日和鳗鱼是什么时候结合起来的呢?

吃鳗鱼的习俗开始于江户时代
    在土用丑之日吃鳗鱼的习惯,在江户时代是固定的。契机是众说纷纭,有力的说法是荷兰学者平贺源内(平贺源内)的提案造成的。
  当时作为主流的天然鳗鱼的季节是从秋天到冬天。鳗鱼店对平贺源内说“夏天鳗鱼卖不出去,很为难”,所以,“土用丑之日是鳗鱼日”,并提出在店面上贴上标签进行宣传。
  贴纸效果极大,鳗鱼店盛况空前。据说不久之后,很多鳗鱼店开始模仿,在夏天的土用丑之日卖鳗鱼,这是固定的事情。


丑之日吃“粘着的食物”会很吉利吗?

  在日本,自古以来就有一种习惯,即在丑之日吃“粘着的食物”会很吉利,吃着粘着的食物祈求无病无灾。
  鳗鱼也是丑之日吃的最合适的。随着时间的推移,在土用丑之日吃鳗鱼的风俗在平民中广泛渗透。

2023年的土用丑之日一年中有“6次”

  说到土用丑之日,一般认为是指夏季土用中的丑之日。但是,实际上,土用丑之日一年中有多次。

<2023年的土用丑日>
1月19日、1月31日、4月25日、7月30日、10月22日和11月3日

<2024年的土用丑日>
1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日

一之丑,二之丑是什么?
  用十二生肖来计算日期的话,12天按顺序排列。土用大约有18天,在此期间丑之日也有2次。那个时候,第一次丑之日被称为“一之丑”,第二次丑日被称为“二之丑”。

<2023年的一丑,二丑>
冬天土用.“一之丑”1月19日,“二之丑”1月31日
秋土用.“一之丑”10月22日、“二之丑”11月3日

因为立春、立夏、立秋、立冬的日期每年都不同,所以土用和丑之日每年也有不同。

鳗鱼以外的土用丑之日的食物呢?


   夏季土用丑之日的食物,还是鳗鱼是最经典的。但是,除了鳗鱼以外,也有吃与丑之日相关的“带芥末的食物”的情况。例如,乌冬面、乌冬(黄瓜和西瓜等)、梅干、马肉、牛肉等也是有代表性的。
  换季的土用,是很容易改变身体状况的时期。在夏季土用丑之日吃消化吸收好的东西和恢复疲劳、补充能量效果好的东西的习惯,可以说是很有道理的。

2.那么在中国人们又是用那种方法度过酷暑的呢?

在山东南部地区,大暑到来后,人们会喝羊肉汤来消暑。这种习俗与当地农事和气候有关。

羊肉在伏天吃养分程度最高,加上辣椒油、醋、蒜等调味料,一碗热乎乎的羊汤下肚,可以带走体内的积热,同时排出体内毒素,有益健康。喝暑羊汤是山东地区的传统风俗,也是人们应对高温的一种方式。

 

而南方人在大暑天有吃鸡的习惯。童子鸡含有生长激素,对处于生长发育期和激素水平下降的中老年人有补益作用。做鸡时加入适量生姜,调节人体在夏季内外温差,使得人体适应外界环境,起到去湿强身的作用。这种风俗饮食不仅是一种美食,更是一种健康生活方式,有益于人体健康。

 

愿大家在暑假期间注意多休息,多喝水,多睡眠,多吃一些多热祛湿的食物,安度夏日。

 

祝暑安!

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羊肉汤

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鸡肉汤

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